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悪徳不動産会社とダメ営業マンの注意すべき8つの特徴
①おとり広告を平気でする
SUUMOやHOME’S、athomeなどのポータルサイトで、未だにおとり広告があります。
「おとり広告」とは「実在していない物件を広告として掲載する」ことです。
例えば、
●売却済なのにまだ掲載していたり
●許可なく安くした価格で掲載していたり
●実際とは違う価格や面積で掲載したり
●完成していない現場を完成しているように掲載したり(写真に施工例と書いていない)
●室内写真が該当物件と違う物件の写真を掲載している
のようなことも「おとり広告」にあたります。
なぜ「おとり広告」をするかというと、反響・問い合わせが欲しいからなんです。
不動産業者は反響・問い合わせを増やして、なんとかお客様にコンタクトをとらないと売上になりません。
おとり広告でお客様に問い合わせることよって「マイホームが欲しい人」からの反響を獲得することができます。
その後は悪徳営業マンが言う定番
「あーその物件ですが、契約済となってしまいまして・・・もしよろしければ、他にはこういういい物件があります。」
で、営業がスタートすることになります。
しかしネット時代の今、Google先生のおかげで、一般消費者もかなりの情報を得ることができます。
おとり広告で問い合わせを増やしても、お客様に見抜かれて、その後の案内に繋がらないことが多いようです。まぁ当たり前ですが。
よっておとり広告の意味がなくなってきているので、こういう悪徳業者も一昔前に比べたら減りましたが、まだ露骨なものが散見されるときがあります。
掲載したあとも定期的に確認し、価格を更新し、成約なら削除する・・・といった作業が延々と続きます。
とても地道な作業です。これをきちんと行っている会社は誠実といっていいでしょう。
②ぼったくりの費用請求
仲介手数料は宅建業法で上限(3%+6万円+税)が定められているため、これを破る不動産業者はいないでしょう。
問題は、仲介手数料以外の項目で、よくわからない請求をしてくる場合です。分かりやすいのがこの2つです。
1.ローン代行事務手数料:基本的に支払わなくていいものですが、支払うことに関して双方が合意している場合は支払ってもいいでしょう。
相場は10万円でしょう。それ以上は高いと思います。
2.登記費用:見積内容をよくご覧になってみて下さい。例えば、新築一戸建を購入する場合の、保存登記、所有権移転登記、抵当権設定登記、その他もろもろ含めて、司法書士の報酬が15万円を超えている場合、不動産業者にキックバックされていると思って下さい。もうこれは経験則ではっきりと断言できます。
パワービルダーの指定の司法書士はこういうことはないのでご安心ください。地場業者の売主指定でぼったく見積を出してくる司法書士がたまにいるので要注意です。
あと信じられませんが、新築一戸建なのに土地測量関係の費用だとか、契約書作成費などといって請求してくる場合もあるようです。全く払う必要のないものなので断固拒否してください。
▼参考コラム
③とにかく急かす(業界でいう詰めるという行為)
会社の方針、上司の命令なのでしょう、とにかくすぐに買付申込書を書かせたがる営業マンが多すぎです。
まぁそうしないと会社で上司に自分が詰められるからなんですが(笑)。
「お客様の意思が明確になっていないのに申込を書かせて何の意味がある?」とサラリーマン時代によく思ったものです(笑)。
彼らは「他のお客様も検討されています。いま申込んで物件をとめましょう」と言うわけです。
ただ、本当にその物件が取り合いになっている場合もあるので、大切なのはその営業マンを見極めて自分で決断できるかどうかです。
④売主の情報を教えてくれない
なぜなのでしょうか?
売主を言えば、その物件がどこの不動産会社でも取り扱えることがバレて、お客様に逃げられるとでも思っているのでしょう。
自ら自信の無さ、能力の無さを露呈しているものです。こういう営業マンはダメです。不動産会社ごと変えてしまいましょう。
⑤ガンガン営業電話がくる
③と同じで、会社の方針、上司の命令でやらされている(笑)。
不動産業は『情報産業』です。電話でなくてもメールやLINEで情報提供すればいいのです。
旧態依然として営業マンは無視しましょう。電話に出なくていいです。
オープンハウスなどのアンケートで安易に電話番号を記入してしまうと、営業マンからガンガン電話がかかってくる、と思って下さい。
⑥アポなしでいきなり自宅にやってくる
悪徳不動産業者は突然あなたの家にやって来ます。なかなかの恐怖です。地主じゃねーんだから、と言いたいところです。
彼らは19時から21時に狙ってやって来ます。「夜訪やほう」というものです。迷惑なだけです。
アポなしにいきなり家に来て、話せば契約してくれると思っているのでしょうか・・・理解できません。
ポータルサイトで住所を記入して問い合わせしたり、オープンハウスのアンケートで住所を記入したら、いきなり不動産営業マンが家に来るかも、と思ってください。
こんなことをされるは誰でも嫌に決まっているのでアンケートに住所を書きたがらないお客さんが意外と多いです。
⑦ソリューションという視点がない(提案の幅が狭すぎる)
悪徳というかダメ営業マンの話ですね。
例えば、住宅ローンの金融機関(銀行)が1社しか斡旋してくれないとか、新築一戸建の仲介の場合は、パワービルダーの建売しか紹介してくれないとかです。
建売住宅が希望だったとしても、地場業者さんの新築一戸建や比較的安い注文住宅もあるんです。
能力不足の営業マンは、売主さんのことが「よくわからない」といった言い訳で「建築条件付き土地」を紹介しなかったりします。
これはまず間違いなくその営業マンが更地から家を建てた経験がないからです。間取りも書けず、仕様設備の打合せもできないのでしょう。
能力の無さが丸見えです。それか未完成物件は「面倒くさい」と思っているかです。とても誠実と言えたものではありません。
住宅ローンも複数の金融機関を比べて検討すべきものです。
物件と金融機関、お金を払うあなたが選択できます。ダメ営業マンのせいで選択肢は狭められてはなりません。
⑧宅建資格(宅地建物取引士)の資格を持っていない。
論外です。三ヶ月真面目に勉強すれば誰でも取れる資格です。頭が良い悪いの問題ではないです。
原因はひとつ、勤勉ではないだけです。そして勤勉ではない者から、マイホームを買ってはいけません。
必要な努力を怠るというモラルハザードに陥っている営業マンからモノを買おうとは私はとても思えません。
はっきりと断ってしまいましょう。
あなたがおとしく何も言わないでおくと、彼らは図にのって営業してきます。
不動産会社の罰則・処分をチェックできます。
こちらのサイトで確認できます。
▶国土交通省ネガティブ情報等検索システム<宅地建物取引業者>
▼お客様の声
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アメリカでは不動産業というのは一目置かれる存在なのに、悲しいことです。
私がこの業界に飛び込んだ18年前は、不動産屋は「千三(せんみつ)屋」なんて呼ばれたりしていました。
「千の言葉のうち、本当のことは三つぐらいしか言わない」という意味です。
この仕事をしているとたくさんのお客様と出会います。
他の営業マンが頼りない、気に入らないから、といって弊社にお越しになるお客様が多いのです。
どうやらエータ・カリーナは、駆け込み寺みたいです。
お客様からヒアリングと私の経験則からこんな営業マン(不動産会社)に気をつけてくださいという注意点8つをお話したいと思います。