三菱東京UFJ銀行の住宅ローンってどうなん？（銀行シリーズ）

(^^)エータ・カリーナの金城です。

銀行シリーズ第4弾！

日本最大の都市銀行、赤のコーポレートカレーでおなじみの三菱東京UFJ銀行のご紹介です。

2007年から住宅ローン取扱残高第１位！

低金利＆メガバンクの安心感、支店・店舗数の多さから三菱東京UFJ銀行に決めたという方が多いんでしょうね。

どこの銀行よりもはやく金利優遇幅を拡大したり、超長期35年固定のような商品を作ったり、リフォームやセカンドハウスを対象にしたローンなど、住宅ローンの「さきがけ」のイメージが強いです。住宅ローンは絶対に負けたくないんでしょう。

（ちなみ私も三菱東京UFJ銀行で住宅ローンを組んでおります）

では、内容をみていきましょう。

店頭金利

2.475％

都市銀行の店頭金利です。

審査金利

3.1％　

都市銀行の審査金利としては、低い方です。

返済比率

35％（年収問わず）

公務員や上場企業勤務の場合は40％でみてくれる場合もあるようです。

最大優遇金利適用後の実行金利

0.625％　（最大優遇金利適用＆変動金利）

店頭金利2.475％より-1.7％～-1.85％の優遇幅！

しかしながら、この0.625％の金利を引き出すためには、自己資金を物件価格の20％以上+諸費用を用意したり、

上場企業＆公務員、医師などの国家資格を所有していたりなど、条件は厳しいです。

自己資金が諸費用のみの場合や、上場企業などではない場合、だいたい-1.8%～-1.7％の優遇（0.675％～0.775％）がほとんどです。

それでも十分低い金利ですけど・・・・（ちなみに私の金利も0.775％でした）

収入合算

配偶者が正社員（勤続年数は1年以上）で収入合算が可能！

残念ながら、パートだと合算不可です。この辺が厳しいですね。

合算できる収入は、主たる債務者の収入の半分までです。

例えば、夫・年収400万、妻（正社員）年収250万円の場合、

合算できる妻の収入は250万円ではなく、夫400万円の半分なので、400×1/2＝200万円までです。

夫・年収400万　妻（正社員）年収200万円　＝　世帯年収600万円で審査することになります。

諸費用は借りれるか？

借りれます。物件価格の10％（目安）まで。

本体の住宅ローンと諸費用ローンは１本化することが可能です。

抵当権設定は１本でOK、１本なので本体ローン（物件）の金利と同金利で借りれます。

自営業者の場合

営業年数：３年以上　（直近3期分の決算書・申告書が必要）

自己資金割合：20％目安＋諸費用

最大借入可能額（年収別）

最大借入可能額は、3.1％　35年　で計算しております。

特徴

◯ネットバンキングで一部繰り上げ返済手数料が無料。

◯条件を満たすと自行ATM利用手数料が無料。

◯提携先コンビニATM利用手数料が無料（3回まで）。

◯7大疾病保障付住宅ローン ビッグ＆セブン〈Plus〉

◯個人信用情報にとても厳しいです。過去に借入返済の遅れの事故記録があると、公務員だろうが、上場企業勤務だろうが、まず通りません。

◯「スコアリング」といって、審査の前段階で、借入可能額と金利優遇幅を担当が教えてくれたりします。

お客様の属性情報（年収、勤続年数、勤務先の規模（資本金）など）を入力して、コンピューターが出す結果みたいですね。

余談ですが、1,980万円の新築戸建の事前審査で、1,900万円までしか出なかったケースがありました。年収等に問題はなかったのですが・・・

物件価格に届かないケースもあるので要注意・・・・なんですが、このスコアリングはすぐに担当が教えてくれるので、我々不動産業者にとっては、時間の無駄にならずに、ありがたいですね。すぐに他行にあたれるので。

（結局この案件は、農協のＪＡバンク大阪で決済しました。）

◯公務員や上場企業勤務の方は、検討すべき（少なくとも事前審査は出しておきたい）金融機関です。

三菱東京UFJ銀行・住宅ローン概要　PDF

住宅ローン概要　三菱東京UFJ銀行