今をときめく家具製造販売会社「イケア」ですが、2006年に千葉に再進出する前から
存在は知っていました。
(1970年代に一度進出したが、撤退したので、再進出ということらしいです。)
「イケア創業者イングヴァル・カンプラードが、2004年4月に個人資産でマイクロソフトのビル・ゲイツを抜いて、世界一の資産家になった」とあるビジネス雑誌で読んだことがあったからです。
私は、家具店といえば、IDC大塚家具か町の家具屋さんぐらいしか想像できなかったし、
家具販売がそれほど儲かる商売とは思えなかったので「そんなアホな」と驚いたことをよく覚えています。
しかし、今回イケア鶴浜店を見てすぐに納得しました。
私の想像を上回るイケアの「合理性」と「革新性」を見てとることが出来ました。
まず、商品の安さに驚きました。日本の家具店と比べると、控えめにいっても1/3程度、もっと安いものもあります。
Contents
徹底したコストダウンによる商品価格の安さを実現できる要因は以下の2つだと言われています。
1. 製品の規格化、これによって材料の大量購入や大量生産によるコスト削減の効果が生じていることは、素人にもよく分かります。
2. 倉庫からの運搬、自宅までの配送、組み立てなど、顧客にできることは、徹底的に顧客に任せる。
組み立ては特別難しい作業ではないので、それによって価格を抑えられるなら、私は大歓迎です。
配送も高い送料を取られるぐらいなら、喜んで持って帰ります。
イケアのこれらによる人件費、物流経費、在庫スペースの節約はとてつもなく大きいでしょう。
商品を安く提供できるのも納得できますね。
ショールームも日本の家具店のように生活感ない展示ではなく、
モデルルームのようにうまく想像できるよう気の利いた演出をしています。
素晴らしいのは、説明員はいるが、商品を薦めてこないことです。ゆっくり落ち着いて商品を見ていられるのはありがたい。
家具に限らず日本の「商店」では、すぐに店員が寄ってくるので落ち着いて見ていられないと不満に思っている人が多いのではないでしょうか?
だいたいにおいて日本の商店は、店員が多すぎです。それによってコストを著しく高めていることは間違いないでしょう。
その反面、顧客に対する本当のサービスは提供されていないと思います。上記のように店員が鬱陶しいとか・・・・
商品が安いだけでなく、種類の多さもありがたかったです。
私は、本を読むのが好きなので、書棚には、いつも苦労させられます。欲しいサイズ幅の「奥行きが浅い」本棚を見つけるのは至難の技です。
しかし、今回イケアであっさり見つかりました。
イケアの家具のデザインは洗練さていますが、豪華ではないです。しかし寝室や書斎、SOHOにはイケアのような家具の方が便利かもしれません。
パワービルダーのビジネスモデルとは
新築一戸建は、いわゆるパワービルダーさんの「建売住宅」がその主な対象となってきますが、
パワービルダーといえば、なんといっても「飯田グループ」が有名ですね。大阪では、ファースト住建もよく分譲されています。
パワービルダー会社名とそのブランド名
※SUUMOやHOME’Sなどのポータルサイトでの見分け方のポイントは、さまざまな仲介業者から掲載されるので、同じ物件(似たような写真、同じ間取りなのですぐにわかります)が何個も並んでいたりします。
パワービルダーのビジネスモデルは、こんな感じです。
① 3棟から10棟前後建築できる土地を仕入れる。
② 4LDKを基準とした無難な間取りに合わせた区画整理。
③ とにかく速攻で建築する。
④ とにかく速攻で売る。
このサイクルをはやく早くまわしていき利益をあげていくビジネスモデルです。
薄利多売なので、時間をかけていられません。早く売り切るためにコストダウンだけでなく、フラット35対応にしたり、いろいろ工夫が見られます。
(フラット35は、都市銀行に比べると融資が通りやすいです。それに建築基準が厳しいので消費者にも安心感を与えることができます。)
2014年度のおける飯田グループの新築分譲の年間販売棟数は38,481棟だそうです。す、すごい・・・・
パワービルダーの建物は、800万から900万前後と言われています。
安さの秘密は・・・・
1.土地を安く仕入れる
普通の人や不動産会社が買えないような大きな土地を大量に購入します。
大きな土地は、需要が少ないので、安く購入できます。そのような土地を区画して分譲するわけです。
2.同じ仕様や間取りの家を大量生産
これによって設計段階でのコストを下げられますね。図面や材料を共有したり、大量発注&大量生産による節約ができます。
3.間取りや仕様設備の変更(施主との打合せ)を行わない。
余計な手間がかからず、人件費をコストダウン。工期も短くできます。
4.工事が短期間で終わるように施工管理を徹底する。
現場監督は大変でしょうけど、厳格な工程管理をしているかと思われます。とにかく早く完工できるよう職人を手配していきます。
5.住設生産ラインを確保している。
年間4万棟近く建てているわけですからね。パワービルダーは水まり設備等も独自の商品を持っていて、メーカーに専用生産ラインがあります。
余計な機能は一切付けず、コストダウンしています。
6.消費者への販売は、不動産会社に任せる。そして・・・・
一般消費者への販売活動を一切行わず、地場の不動産会社に販売させています。
これによって営業マンも店舗も広告費も必要ありませんので、結構なコストダウンができます。
◆消費者販売は不動産会社に任せる(顧客できることは任せる)
◆商品の規格化・標準化による建物の徹底的なコストダウン
この2つはイケアに通じるものがあると思いました。
もはや、パワービルダーの物件は安かろう悪かろうではなく、フラット35の建築基準を満たしていたり、性能的には悪くありません。
一昔前とは大違いです。
建売住宅は品質が悪いなどと噂されることもありますが、昨今のパワービルダーの建売住宅は品質も一定以上を約束されていますし、なかなか侮れない仕様になっている物件が多いです。
一昔前のように「お金がないから、建売にする」というような選択ではなく、自分たちの価値観に合っているため「建売住宅」を買う、という人が増えています。
しかも余計なお金はかかっていないのでコストパフォーマンスという意味では抜群です。
デザインは決して豪華ではありませんが、機能的で無駄がないのもイケアの商品との共通点かもしれません。
家族が幸せに暮らしていくためには、
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先日、初めてイケア鶴浜店に行ってきました。