㈱エータ・カリーナ、年末の恒例企画
「 不動産屋が選ぶ2020年に読んだベスト10冊 」
今年も空前絶後の偏見をもって10冊選びます。
ルールはいつも通り。
①2020年にカネシロが読んだ本
(必ずしも2020年に出版された本ではない)
②できる限り近刊書を選ぶ
③再読作品は除外
④すでにSNSにUPしている本は除外
今年はコロナ自粛のおかげでたくさん読めたので、選定が楽しかったです。
(自粛は残念ながら今も続いているが、見方を変えれば読書の絶好の時期だ)
世界がこんな状況だからか、物語を求めていたのだろうか、「小説」をよく読んだ。
カミユ『ペスト』を何回も再読したのが自分でも印象的でした。
若かりし頃、小説は、人間の永遠の問題、または人生の根本問題に対する答えが、あるいは少なくとも鍵が、見出だせるのではないかと思える唯一の芸術だと信じて疑わなかった。
小説を読んだからといって、人生の役に立つわけではないし、特別な知恵が得られるわけでもない。
しかし、これは現実か?と錯覚するぐらいの小説を読んだことのある人間と、読んだことのない人間は明らかに違うと思う。
どちらが偉いとかそういう話ではなく、小説を読む経験は、間違いなく人生を豊かにしてくれる。
この10作品、どれも読んで後悔しない傑作です。騙されたと思って参考にしてください。
(^^)そして、ぜひお前たちの10冊も教えてくれよな。
①『壊れた世界の者たちよ』 ドン・ウィンズロウ
②『三体Ⅱ 黒暗森林』 劉 慈欣
③『眠れる美女たち』 スティーヴン・キング
④『アメリカン・ゴッズ』 ニール・ゲイマン
⑤『宇宙へ』 メアリ・ロビネット・コワル
⑥『グレート・ギャツビーを追え』 ジョン・グリシャム
⑦『夢をまことに』 山本兼一
⑧『地下鉄道』 コルソン・ホワイトヘッド
⑨『あの本は読まれているか』 ラーラ・プレスコット
⑩『THE MAMBA MENTALITY HOW I PLAY』 コービー・ブライアント