^^ 今年もやるぜ。エータ・カリーナ、師走の恒例企画。
『 不動産屋が選ぶ2022年に読んだベスト10冊 』
例年通り、2022年に「出版された本」ではなくて、2022年に「カネシロが読んだ本」です。
今年は初心に戻り、小説を読むようにした。
「 独りで黙々と小説を読んでいる人間は、集会に集まってる百人の人間に匹敵する力を持っている 」
金城一紀『 GO 』
人生で何人か、これを地で行く人と出会ったことがあるので、俺はこれを真理だと確信している。
『 黙々と 』ってところがハードボイルドだよな。
人それぞれいろいろな人生があることを『 小説 』を通して見た人間は、たとえそれが疑似体験にすぎないとしても、人生が豊かになり、そして「強い心」を持っている、と頑迷に信じている。
①『ネットワーク・エフェクト』 マーサ・ウェルズ
②『プロジェクト・ヘイル・メアリー』 アンディ・ウィアー
③『ターミナル・リスト』 ジャック・カー
④『新しい時代への歌』 サラ・ピンスカー
⑤『ステイト・オブ・テラー』 ヒラリー・クリントン
⑥『輝山』 澤田瞳子
⑦『地図と拳』 小川哲
⑧『爆発物処理班の遭遇したスピン』 佐藤 究
⑨『囚人服のメロスたち』 坂本 敏夫
⑩『危機と人類』 ジャレド・ダイアモンド